お役立ちコラム

沖縄のシーミーや初七日などの特別なお供え御霊供膳について

沖縄のシーミーや初七日などの特別なお供え御霊供膳について

シーミーとは?

シーミーとは中国から伝わった祖先供養の行事のことで、お盆、正月と並ぶ沖縄の三大行事のひとつです。

沖縄の初七日とは?

沖縄の初七日とは、本土などと同様に故人の命日から数えて7日目に行なわれる法要のことです。

御霊供膳とは?

シーミー、初七日から四十九日、百カ日、祥月命日、法事、春秋のお彼岸などには、「御霊供膳(おりょうぐぜん)」というお膳を使って、精進料理をお供えします。

(参照:https://www.e-butsudan.com/guide/2620/

御霊供膳の並べ方

上図を参考にしてください。

お箸の位置を仏さま側(お仏壇側)に向けましょう。

亡くなられた方の好きだった食べ物や、季節の果物等をお供えする場合は「高杯(たかつき)」「盛器(もりき)」にのせてお供えしてください。

御霊供膳のお手入れ方法

御霊供膳には、漆器とプラスチック製のものがあります。

漆器は、プラスチックにはない美しいツヤがあり、高級感のある質感です。

ただし、漆器を美しいまま保つためには、

  • 熱湯や高温のものをすぐに器に盛り付けない
  • 器を水に長時間つけ置かない
  • 強くこすらないで中性洗剤で優しく洗う
  • 洗い終わったら自然乾燥ではなく布で水分をふき取る
  • 直射日光を避けて保管する
  • 漆器を重ねる場合は、布や紙を器と器の間に挟んで傷を防止する

など、取り扱いに注意する必要がありますが、それらを守れば美しいまま永く使用することができます。

プラスチック製品は、漆器と比べて軽く、お手入れがしやすいことが特徴です。