何故お香を使うのか

何故お香を使うのか

香は古くから人の生活を豊かにしてきました。
仏教では仏に香をささげることを重要なこととして考え、このささげる行いを供養といいます。
香・花・灯は仏前供養の基本であり、仏壇には必ず香炉が供えられ、そこで線香等が焚かれます。
「香を聞くを以って拂拭と為す」と説く教典もあり、香は仏や亡くなった人々の食べ物として考えられています。

お香は心身を清め、香り(香煙)は隅々まで行き渡り空間を清めます。
また、様々な香りを味わうという楽しみを教えてくれます。