沖縄の仏壇 照屋漆器店 ── 時は変われど、変わらぬ想い
- 098-834-5727
- 営業時間 10:00~18:00
お仏壇を購入することが決まってからお仏壇のお店へ行く前に、ご自宅のどこへお仏壇を置くか場所を決めて、その場所を計測してからご来店いただくと選びやすいです。
沖縄では、床の間や地袋などの収納スペースにお仏壇をはめ込んで設置することが多いですが、スペースがない場合はリフォームにて仏間を施工することも可能です。
当店は、県内No.1の仏間施工に関する経験がありますので、お気軽にご相談ください。
お仏壇は、仏教でいうお浄土の世界をあらわしています。
沖縄では本土とはお仏具の飾り方が違います。沖縄の先祖崇拝では、お仏壇の上段にはお位牌を真ん中に安置します。
本土では仏教の宗派によってお仏具の飾り方が明確に決まっていますが、沖縄では先祖崇拝なので、特定の宗派のお仏具等を飾ることはありません。
お仏壇にお仏具をお飾りすることを「荘厳する」といいます。
沖縄のお仏具の飾り方は、古くから「香炉は大きくお位牌は小さくする」という風習があります。
この意味として、「香炉は大きくすることによって、線香が立てやすく子孫繁栄を願い、位牌を小さくすることで、この先お位牌に家族から誰も入らないように」という伝えがあります。
仏具の中でも沖縄のお位牌は長く大切にされてきた歴史のある習慣です。
もともと位牌がある場合には札に名前を入れるだけですが、位牌を新しく仕立てるのは四十九日までなので、無い場合は早い段階で注文をしましょう。
基本的なお仏具の荘厳として、「花立(お花)」を1対、「湯呑(茶)」を1対、「水」を1つ、「酒」1つ、「香炉」1つ、「火立(お灯明)」1対を三段に配置します。
真の信仰は正しい荘厳からおこるといった意味で、「信は荘厳なり」という言葉があり、一般お仏具の中で宗派に関係なく最も重要なのが、「香炉(お香)」「花立(お花)」「火立(お灯明)」のお仏具です。
「香炉」「花立」「火立」各一つずつで、「三具足」といいます。
法事等の正式な時は花立・火立それぞれ一つ増やし「五具足」にします。
沖縄の家でお祀りしている台所の神様「火の神(ヒヌカン)」と共に、家の女性は毎月、旧暦の1日と15日に拝みを捧げ、「ウブク(ご飯)」をお供えします。