沖縄の仏壇 照屋漆器店 ── 時は変われど、変わらぬ想い
- 098-834-5727
- 営業時間 10:00～18:00
近年、住まいのコンパクト化やライフスタイルの変化により、従来の大型仏壇に代わって「ミニサイズ仏壇」を選ぶ人が増えています。
限られたスペースでも設置でき、現代的なインテリアにもなじむデザインが人気の理由です。
そこでこの記事では、ミニ仏壇の種類や選び方、最低限必要な仏具についてわかりやすく解説します。初めての方でも安心して選べるよう、ポイントをご紹介します。
【沖縄仏壇のご購入・お問い合わせはこちらから】
老舗店ならではの安心と信頼で、お客様のご要望に真摯にお応えいたします
近年、ミニサイズの仏壇を選ぶ人が増えている背景には、住宅事情やライフスタイルの変化があります。
核家族化や都市部の住環境の狭小化により、従来の大型仏壇を置くスペースが確保できない家庭が多くなってきました。
また、仏壇をリビングや寝室など身近な場所に設置し、日常的に手を合わせたいという「手元供養」のニーズも高まっています。
さらに、家具調やモダンデザインの仏壇が登場したことで、仏壇をインテリアとしても受け入れやすくなった点も人気の理由です。
伝統を大切にしながらも、自分の暮らしに合った新しい供養のかたちとして注目されています。
小型仏壇、上置き仏壇、手元供養仏壇は、いずれも省スペースで設置できる点が共通していますが、それぞれに特徴や用途が異なります。
小型仏壇は、伝統的な仏壇の構造を保ちながら、サイズをコンパクトに設計したタイプです。高さはおおよそ30～60cmほどで、置き場所に困らず、限られたスペースでも設置しやすいのが特徴です。
扉付きや引き出し収納が付いたモデルも多く、見た目は従来型に近く、本格的な供養を行いたい方に向いています。
仏具や位牌を一式そろえても収納しやすく、宗派にも対応しやすいため、従来の仏壇を縮小した形でしっかり供養を行いたい人に選ばれています。
省スペースながらも、故人を敬う気持ちをしっかり形にできるバランスの取れた仏壇です。
上置き仏壇は、タンスやチェスト、サイドボードなどの上に設置できるように設計された仏壇です。
床に直接置くタイプに比べて高さが抑えられており、幅や奥行きもコンパクトで、限られたスペースを有効活用できるのが特徴です。
現代の住環境に合うよう、インテリア性の高いデザインが多く、ナチュラルテイストやモダンな家具調仏壇など、洋室にも違和感なく溶け込むものが豊富にあります。
また、設置が簡単で移動もしやすく、賃貸住宅やマンション暮らしの方にも人気です。見た目の美しさと実用性を兼ね備えており、幅広い世代に選ばれています。
手元供養仏壇は、故人の遺骨や遺影、思い出の品などを身近な場所に置いて日々供養するための非常にコンパクトな仏壇です。
高さ20～30cm程度の小型サイズが多く、リビングや寝室、机の上など、暮らしの中に自然と溶け込むデザインが魅力です。
仏壇らしさを感じさせないおしゃれな見た目が多く、家具やインテリアとの調和を大切にする方にも支持されています。
また、分骨や墓じまいをした方、お墓を持たない方にも最適で、手軽に故人を偲ぶ新しい供養の形として注目されています。
宗教的な形式にこだわらず、想いを日常に取り入れたい方にぴったりでしょう。
ここでは、ミニサイズ仏壇の選び方を詳しく解説していきます。
ミニサイズ仏壇を選ぶ際は、部屋の雰囲気に合ったデザインかどうかを重視していきましょう。
最近は、仏壇としての伝統的な趣を残しつつも、家具やインテリアと調和しやすいシンプルでモダンなデザインが多数登場しています。
ナチュラルウッド調や北欧風、ガラス素材を取り入れたものなど、見た目に仏壇らしさを感じさせないスタイルも人気です。
特にリビングや寝室に設置する場合は、違和感のない色味や素材感を選ぶことで、日常に溶け込む自然な供養の空間をつくることができます。
供養の気持ちを大切にしながら、暮らしと調和したデザインを選びましょう。
仏壇の価格は、使用されている素材によって大きく変わります。一般的に、桐やタモなどの天然木を使った仏壇は風合いが良く、価格も3万円〜10万円程度と幅広い傾向があります。
一方で、MDFや突板を使った比較的軽量なモデルは、1万円台から手に入ることもあり、初めて仏壇を置く方に人気です。
また、ガラスやアクリル、金属を組み合わせたデザイン性の高い仏壇は、現代的なインテリアに合うものの価格がやや高めになる傾向があります。
耐久性や風合いを重視するのか、デザインやコストを優先するのかを整理し、自分のライフスタイルや予算に合った素材と価格帯を選ぶことが大切です。
ミニサイズの仏壇を選ぶ際には、自分の家の宗派に合った形式を理解しておくことが重要です。
たとえば、浄土真宗では「本尊（阿弥陀如来）」を中央に安置する必要があり、真言宗や曹洞宗では位牌や仏具の配置にも決まりがあります。
ミニ仏壇はサイズが限られるため、すべての仏具が収まらないこともありますが、宗派ごとに必要なものを厳選し、配置の工夫で対応することが可能です。
購入時には、販売店に宗派を伝えることで適切な仏具セットを提案してもらえる場合も多いため、事前に宗派を把握しておくと安心です。
形式に沿った供養を希望する場合は、宗派対応の記載がある仏壇を選びましょう。
ミニサイズの仏壇であっても、供養を行う上で欠かせない仏具があります。限られたスペースに収めるためには、小型サイズの仏具を選ぶことがポイントです。
以下に、最低限そろえておきたい仏具とその役割を表にまとめました。
| 仏具名 | 役割・目的 | 補足 |
| 位牌 | 故人の魂を祀る中心的な仏具 | 宗派によっては本尊を置くこともある |
| 香炉 | お線香を焚いて供養の香りを届ける | 煙の少ない短い線香を使うと安全 |
| ロウソク立て | 明かりを灯して故人の魂を導く | LEDタイプなら安全で扱いやすい |
| 花立て | 供花を生けて供養の心を表す | 造花を使えばお手入れが楽 |
| 供物台 | 果物や菓子などの供え物を置くスペース | お皿や小鉢などで代用することも可能 |
これらは一般的に「五具足」と呼ばれ、仏壇の基本セットとされています。宗派によって多少異なる場合があるため、購入前に確認することをおすすめします。
一般的に、高さ30～50cm前後、幅30～40cm程度のコンパクトな仏壇を指します。棚の上や家具の一部にも置けるサイズ感で、一人暮らしやマンションにも適しています。
対応可能です。宗派ごとに必要な仏具や形式は異なりますが、ミニ仏壇でも対応できる工夫がされています。
購入前に宗派を伝えれば、それに合った仏具セットを用意してくれる専門店もあります。
墓じまいや納骨せずに自宅で供養をしたい場合、ミニ仏壇は選択肢として非常に有効です。法的な問題もなく、手元供養として多くの家庭で取り入れられています。
ただし、永代供養や納骨に関する手続きとは別になりますので、必要に応じて寺院や霊園に確認しましょう。
ミニサイズの仏壇は、現代の住環境やライフスタイルに適した新しい供養の形です。
小型でも必要な仏具をそろえれば、しっかりと故人を偲ぶことができます。デザインや素材、宗派への対応を踏まえて、自分に合った仏壇を選んでいきましょう。
そこで、沖縄の風習を取り入れたミニサイズの仏壇をご希望の方は、沖縄県一番の実績を誇る「照屋漆器店」にご相談ください。
老舗店ならではの安心と信頼で、お客様のご要望に真摯にお応えいたします。
カート
