沖縄の仏壇 照屋漆器店 ── 時は変われど、変わらぬ想い
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- 営業時間 10:00~18:00
お仏壇とは、一般家屋の中に常設された礼拝する場所です。
本土では、本尊をご安置するために重点をおき、「小さな寺院として」の役割が強くなります。
沖縄では、ご先祖様を大切にし、お位牌を大事にする民俗信仰ですので、「先祖供養」に重きをおいています。
「本尊のご安置」「位牌のお祀り」いずれもが、お仏壇をお祀りする目的として重要であります。
沖縄仏壇、唐木仏壇、モダン仏壇の3種類があります。
沖縄仏壇は、代表的な木材にチャーギ(戌槇)が使用されています。
チャーギは材は堅くて耐湿性があり、見た目が美しく白アリにも強いので、琉球王朝時代から
重宝されています。
唐木仏壇は、伝統的な唐木材や輸入銘木、日本の銘木を使用した仏壇のことを呼びます。
使われる材質は、黒檀、紫檀、鉄刀木等といった貴重材を使用しています。
モダン仏壇とは、フローリングのリビングルームに溶け込むようにデザインされた仏壇です。
材質は、ウォールナット、メープル、タモ等で多岐にわたります。
色、形、木彫り模様など用途に合わせて取り揃えています。
唐木仏壇の中でも重厚な美しさの極上品を取り揃えております。
洋風住宅向きのモダン仏壇はインテリア感覚で。
沖縄では、基本的に南か東の方角に向けて仏壇を安置した方がいいといわれています。ですが、地域によってはいろいろと異なりますが、いわれがあると思われる説を御参考までに揚げます。
中国から伝わった考え方で、昔から高貴な方は南向きにお座りになります。
お仏壇も部屋の北側に、南向きに安置します。
仏さまのおすわす西方極楽浄土の方角を向いて拝む意味で東向きに安置して西を向いて拝むようにします。
お仏壇の前で、合掌して拝む方向にその家の方向にその家の宗派の本山があるように安置します。
昔からこのようないわれがありますが、要は先祖を祀る、思いやる心が大切です。